アルバイト経験を生かして資格を取ろう
高校を卒業してから、進学や就職をするでもなく、怠惰に過ごしていた時期がありました。目標が持てずに、何をやっていいのか分からない時期でした。いくつかアルバイトをしましたが、どれも長くは続かず、すぐに辞めるということを繰り返していました。そんな生活が変わったのは調理補助のアルバイトを始めてからです。料理はまったくの素人でしたが、自宅で調理をすることがもともと好きで、それまで経験したアルバイトとは違って働く楽しさのようなものを感じました。また雇っていただいた個人居酒屋のオーナーの方が親身になってくださったことも大きかったと思います。「調理師免許を取れ」と、さまざまなことを教えていただいたり、またアドバイスをいただいたりしました。調理師免許はある程度の調理勤務経験や実働時間を満たせば受験資格を得ることができます。それもそのオーナーのアドバイスで知ったことですが、それからというもの、調理師免許を取ることが私の目標になりました。
調理師免許以外にも、アルバイトをしながら取れる資格はいくつかあるようです。それが目標になるのであれば、働くということに大きな意義が生まれるように思います。今は調理師免許を取得して実際に就職をすることができました。当時お世話になったオーナーには本当に感謝をしています。